ashida coffee

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ザリガニと土間

朝方 目が覚めて 眠れなくなってしまった。
母の実家の古い家を思い出してばかりいて目が冴えてしまった。
わたしが小さな頃 牛が2頭いた。
母が小さい頃は絹糸用におかいこさまがいたそうだ。
おトイレは木の板みたいなところで
トイレットペーパーではなく チリ紙が重ねられ新聞紙も置かれていた記憶がある。
お風呂は薪。お風呂は石のような感じで床は板。いつも抜けそうで怖かった。
お風呂からあがったたというのに 足の裏に炭が黒くついていたことがあったり
焚き火のような匂いもついてしまったり。
井戸ではすいかを冷やしたり 夏休みはザリガニ釣りばかりしていた。
日本ザリガニもアメリカザリガニもいた。
冬は炭の掘りごたつでひんぱんにおばちゃんが炭を足してくれた。
おばあちゃんは奥の部屋でいつも何かを縫っていた。
記憶をどんなにたどっても おばあちゃんは洋服を着ていなくって
もんぺのような着物のような 衣服をまとっていた。
おじいちゃんはいつも畑仕事をしていた。いつもタオルを首から提げていた。
土間の台所には カメやツボみたいなものがたくさんあった。
台所に行くたびに履物に履き替えて面倒だなあといつも思っていた。
台所はとても暗くて床はみしみしいうし いやだなあ~と思っていた。
当時、母の親戚の家はみんなそんな感じだった。
野菜を作り味噌を作り米を作り鶏には卵を産ませていた。
母の実家は今では内風呂 家の中のトイレ 土間も無くなった。
わたしが母にもったいないよね・・と話すと 
実際生活する人にしたら今のほうが便利だからそのほうがいいんじゃないのと母は言う。
便利で豊かな中で育ったわたしたち世代は不便や古いものを求める人が少なくない。
生活のためにそうせざるをえない昔の人たち。そして今。
そんなことを考えていたら眠れなくなってしまった。。。。。



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*昨日生豆でUPしたグアテマラの焙煎後




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4 Comments

dantel-mika  

変化の良し悪しは、簡単には決められませんよね。。。私が子供の頃、母方の祖母の家は薪ストーブでしたが、一冬分の薪を祖母が準備できなくなったときに石油ストーブに変えました。

寂しかったですが、まさか「変えるな!」とは言えない「老いる」という変化です。

不便過ぎるのも、便利過ぎるのも。。。。。

バランス感覚が必要な時代なのかもしれませんね~。

ところで一つ前の話で↓思い出した事が☆

コーヒーがハイカラな飲み物だった頃(明治とか)豆が手に入らず代用品で誤魔化していた時代の「タンポポ・コーヒー」飲んだ事ありますか?私が高校生の頃、それを出していた喫茶店が盛岡にあり、飲んだんですが・・・・。
帰りに、お金を払うのが嫌になる味でした・・・(余談です・笑)

2010/08/19 (Thu) 14:16 | EDIT | REPLY |   

Ryo  

うちのこと?私の祖母の家?と思わず読み返しちゃったよ(笑)
実家は未だに薪のお風呂。
でもおかいこさんも牛も鶏もいなくなったし、土間も消えてしまって。
祖母の家のトイレはまだ「ちり紙」使用中です。

子ども達がね、愛媛の実家から帰ってきて言うの
「あぁあ~愛媛の家の方がなんか落ち着くなぁ」って。
実家は、天井や柱がべんがら塗りだからかなんとなく薄暗くって
自宅のマンションのぱぁ~っと白一色が眩しく感じました。

昔の家はそういうあたたかな心地良いほの暗さがあったなぁって思います。

あら、なんだか長々コメントしちゃってごめんね。


2010/08/19 (Thu) 15:08 | EDIT | REPLY |   

IKUK0  

MIKAさんへ

バランス感覚・・・本当にそうですね。
そこですね。きっと大切なことは。
たんぽぽコーヒー。。自然食を愛する方には今も人気があるようですよ。
タンポポの根を煎じたコーヒー。
コーヒー豆を煎じたコーヒー。
どちらも本当は自然食品。成分の違いが味の違いになり好みも分かれるようですね。
選択肢があるって幸せなことですね~

2010/08/20 (Fri) 10:12 | REPLY |   

IKUK0  

Ryoちゃんへ

今も薪のお風呂なの・・・・いいなあ・・
そう!昔の家は人工的な照明でつくる暗さではなく 暗かった!今はあえて暗くするものね。。。
オトナになってつくづく思う。
頭じゃなくて体でその頃のことを覚えてるんだなあ~って。
息子クン達は既に実感しているようですね♪

2010/08/20 (Fri) 10:18 | REPLY |   

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