ashida coffee

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来年の3・11までに・・

3月12日。
実家の犬が息を引き取った。
まだ温かくて今にも起きてきそうだった。
その当時辛いことがあって衝動的に飼った犬だった。
母が父が わが子のように孫のように可愛がってくれていた。
とてもとても安らかな顔だった。
役目をちゃんと果たしてくれた顔だった。
11日の夜 あまり動かなくなってから
母がずっとレックスの手を握りCDを聴かせ
ずっとずっと話して聞かせたんだよ、と言っていた。
2月のはじめに具合が悪くなってからは
コーヒーを飲ませ、元気になるからね、と母は言っていた。
レックス お母さんが一番つらいときそばにいてくれてありがとう。
レックス 家族でいてくれてありがとう。


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今までそばにいた人がいなくなるということ。
動物がいなくなるということ。
それまで毎日呼んでいた名前。
今まであったものがなくなるということ。

今年 3・11 
この一年の中で 一番悲しかった。
一年遅れで悲しいなんてどうかしている。
でも本当に悲しかった。
自分に何ができるかと
たいそうなことを考えていたこの一年。
結局あっというまに時間は過ぎた。
与えていただくことに一生懸命取り組もうと思う。
『子供たちのために一日ぐらい無理をして』と 言われたときに凄く凄く嬉しかった。

中学・高校時代を過ごした 郡山と原町(現 南相馬市)。
双葉 小高 浪江・・・同級生がたくさんいる。
小学生の頃は会津にもいたし もっと小さい頃は気仙沼で過ごした。
自分の住んだ町を思うだけで今になってますます悲しい。

自発的に動かず 受身でしかまだまだ動かない私だけれど
来年の3・11に もっともっと違うことが書けたらいいなと思う。







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2 Comments

watanabe  

大切な家族が天国に行ったのですね...
限りある命とわかっていても、悲しい。

震災から一年、きっと一生のうち一番辛くて苦しい一年でした。レックス君はきっと、いや絶対にお役目を果たしたんです。

私も愛犬の存在に支えられた一年でした。きっと犬を飼っていなかったら、気がおかしくなっていたと思います。

家族や友人もみな無事、自宅は多少壊れた程度。何にも失っていない自分が申し訳なく思う。震災の番組は全て見て、泣いてばかりの一年。


明日が来るのが当たり前じゃないと3.11に気付かされたのに、何にも出来なかった一年。

これからは一日、一日大切に生きたい。

P.S 芦田さんの珈琲を切らしてから二ヶ月、お歳暮で頂いたドリップコーヒーで凌いでました。

主人が「前のコーヒーが美味しかった、これまずいな。」と…。

コーヒーの味の違いなんてわからないと言っていた主人が、芦田さんの珈琲は美味しいと言います。
私も美味しいと思います。

また近々、マルシェかお薬師さんに伺いますね。

watanabe

2012/03/13 (Tue) 16:16 | REPLY |   

芦田珈琲  

Re: watanabeさま

watanabeさん

こんにちは。コメントをありがとうございます。
生き物の力って本当に凄いですね・・・

震災後 watanabeさんに初めてお会いしましたことを
思い出しました。

今もこうしてwatanabeさんと連絡を取ることができること。
ありがたいです。

人見知り全開の今まで。。
今年は近寄ってみようかなと思っています。
 
会いにいらしてくださいね。


2012/03/16 (Fri) 12:35 | REPLY |   

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