テーブル

今まで ほとんど誰も来なかった(特に呼ばなかった)工房に
ごく稀に お友達やお知り合いの方が来てくれるようになりました。
来てくれるというか・・・
ペレットストーブ見せて~とか
近くまで来たから寄るね~とか そんな感じです。
そして 今日・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
その方が言ったんです。
この欅のテーブルがさ
10年後も50年後もずっと 聞いてるんだよ、って。見ているんだよ、って。
今はまだ 来たばっかり、みたいな顔してるけどさ~って。
え・・・・何・・それ・・。
そんなふうに考えたことなかった・・。
よくわからないけれど
ふたりで 涙があふれてしまったよね。
そんなことも刻まれるってことだよね。
2013年 冬
パソコンから流れる音楽と
ペレットストーブの ゴオオ・・という音
少しの雪の音
何の衣もまとわずに交わす会話
全部 全部 このテーブルが聞いている。
わたしは 全然 浅くて そんなことにも気づかなくて
こんなふうに教えてくれる人がいて。
そんなふうに感じる彼女の感覚
そんなふうに人の気持ちを動かすテーブル。
凄いなって思いました。
時々 道に迷うのですが
迷ったら
今日のことを思い出したいような一日でした。
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